研究課題/領域番号 |
24390508
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研究機関 | 長野県看護大学 |
研究代表者 |
渡辺 みどり 長野県看護大学, 看護学部, 教授 (60293479)
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研究分担者 |
安田 貴恵子 長野県看護大学, 看護学部, 教授 (20220147)
百瀬 由美子 愛知県立大学, 看護学部, 教授 (20262735)
征矢野 あや子 佐久大学, 看護学部, 教授 (20281256)
千葉 真弓 長野県看護大学, 看護学部, 准教授 (20336621)
池田 光穂 大阪大学, 学内共同利用施設等, 教授 (40211718)
堀内 ふき 佐久大学, 看護学部, 教授 (90219303)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 認知症 / トータルケア / プログラム開発 |
研究実績の概要 |
認知症予防への水中運動プログラムの効果を検討する目的で、前年度に継続して実施し2016年3月に高齢者の身体機能、認知機能などへ効果を測定した。この結果を2015年6月日本老年看護学会、2015年7月日本看護福祉学会において発表した。この他にも2016年4月ハンガリーにおいて開催される国際アルツハイマー学会に睡眠障害と認知症予防という観点でまとめた知見を発表する予定である。 認知症高齢者の身体合併症予防と管理に貢献する目的で、認知症高齢者の有するメチシリン耐性ブドウ球菌の種類と遺伝学的な性状を検討し、この研究成果を論文としてMedical研究会誌において公表した。 認知症ケアに関わる看護職者への支援方法の構築を目的として行った質問紙調査結果を分析し「認知症高齢者の個別的なケアの質に関連する要因と具体的な看護実践方法」に関する知見を得た。これらの知見を、2015年4月国際アルツハイマー学会において発表した。さらに日本看護福祉学会誌、長野県看護大学紀要に論文発表した。この発表以外に2016年4月にハンガリーにおいて開催される国際アルツハイマー学会において、個別的なケアの質と高齢者ケア施設ケアマネージャーのケア実践経験について発表予定である。 認知症高齢者の介護者支援方法に関しては、地域包括支援センターへの家族相談の内容を分析し、その知見を2015年日本看護福祉学会誌に論文発表した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
データ収集、分析という点では順調に行えたが、成果発表の場として当初予想していた国際学会が2015年3月ではなく2016年4月開催となったこと、成果のまとめと公表、社会への発信という点で、遅れをきたした。このため2016年度への研究期間延長を申請し認められた。
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今後の研究の推進方策 |
2016年4月に開催される国際アルツハイマー学会に研究成果を発表する予定である。さらに本研究で発表した成果を報告書として取りまとめ、社会に発信していく予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
成果発表する国際学会が2016年4月の開催であり、当初これを2016年3月と予想していたため予算執行年度を延期した。また成果普及のための報告書の印刷・郵送などに遅れが生じた。
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次年度使用額の使用計画 |
国際学会発表旅費、参加費として40万円、本研究全体を成果報告書として製本印刷、普及のための郵送費としての30万円、計70万円を次年度予定している。
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