研究課題
基盤研究(B)
本研究の目的は乳児早期に支援が必要な「社会的不利」な状況にある子どもと親、家族を見極めるための指標を新生児家庭訪問で実施した事例に適用し、指標の活用可能性を検討することである。3年間家庭訪問を実施した事例において、EPDS9点以上は約1割、Bonding3点以上は約3割、ニーズの指標4点以上は約0.5割であった。これらの指標と3歳児健診時の育児の状況を比較すると「育児でイライラする」が多くなっており、新生児期からこれらの指標が高い親への支援が重要であることが示唆された。
地域看護学