研究課題
基盤研究(B)
本研究は、発生生物学を産業クラスターの組織部門(segment)形成のプロセス (過程)へ適用し、実践的な地域開発モデルの提示を目指す。特に、規模の経済や範囲の経済に並ぶ経済学概念として、効率的な政策手段実施の順序である「シークエンスの経済」を明らかにした。この研究方針に従い、この理論モデルを、朽木は委員として日本貿易振興機構支援「広東省産業高度化推進事業」と、朽木・溝辺は委員長と副委員長として国際協力機構「ベトナム・ラムドン省農林水産業及び関連産業集積化に係る情報収集・確認調査」の事例に適用した。
国際経済学