| 研究課題/領域番号 |
24402026
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| 応募区分 | 海外学術 |
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| 研究機関 | 神戸大学 |
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研究代表者 |
伊藤 宗彦 神戸大学, 経済経営研究所, 教授 (90362798)
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| 研究分担者 |
加藤 厚海 広島大学, 社会(科)学研究科, 准教授 (10388712)
下野 由貴 名古屋市立大学, 経済学研究科(研究院), 准教授 (20379473)
石井 真一 大阪市立大学, 経営学研究科, 教授 (70315969)
朴 泰勲 大阪市立大学, 人文社会系研究科, 教授 (50340584)
原口 恭彦 広島大学, 社会(科)学研究科, 准教授 (20343452)
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| 研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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| キーワード | SCM / 自動車 / 新興国 / 取引関係 |
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| 研究概要 |
①サプライチェーンにおける生産と販売・サービスの集積地であるチョンブリにある日系自動車部品企業の調査を行った。タイにおける現地市場主導型サプライチェーンにおける、生産と販売・サービスの連携を見るために、自動車メーカーの現地本社、現地工場、ディーラーを訪問した。②サプライチェーンの現地化プロセスの調査タイの自動車メーカー、日系自動車サプライヤーのデータを収集し、サプライチェーンの現地化プロセスの調査を行った。③サプライチェーン内部の取引慣行の調査タイに進出している、自動車メーカーの聞き取り調査をした。④サプライチェーン内部の取引慣行の調査東南アジア市場には、日本にはないピックアップトラックという自動車のカテゴリーがある。この分野の日本企業は強い。ピックアップトラックは自動車の中では、モジュール化が進んでおり、そのサプライチェーンにも特異な違いが存在する。現地では非常に強い日本企業としていすゞ自動車、トヨタがあるが、取引慣行も含め、現地化が進められている。その実態調査、特に競争力の源泉となっているサプライチェーンについて調査を行った。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
（理由）４年計画の２年目を完了した。自動車産業という巨大な産業におけるサプライチェーンの調査という目的に対し、タイなどの自動車集積地区の調査を行っている。この地区では、日本の自動車企業の集積の関係、サプライチェーンの全体像を把握できた。また、タイ日産、デンソーなど、大手企業にも訪問し、現在の生産について、詳しい調査を行うことができた。しかしながら、継続して調査を行おうとしたが、タイ国のスト等の影響により、調査依頼を行っても、現地での交通網などが不十分であり、調査が進められなかった。そのために、２回の調査予定が、1回になってしまった。特にいすず者は、調査を予定していたが、ストのため、調査を延期せざるを得なかった。
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| 今後の研究の推進方策 |
東南アジアの自動車会社のサプライチェーンの調査を行う。本年度は、本年度に調査できなかったいすず自動車のピックアップトラックのサプライチェーンに焦点をあてて全体象が浮き彫りになるような調査を行う。また引き続き、トヨタ、日産、などの日本企業の調査も進める。昨年度の未消化の予定を引き続き行う。
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| 次年度の研究費の使用計画 |
タイでの現地調査を予定していたが、現地ストのため、２回目の調査を延期した。
延期した調査を引き続き行う。
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