研究課題/領域番号 |
24402032
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研究種目 |
基盤研究(B)
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応募区分 | 海外学術 |
研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
原山 哲 東洋大学, 社会学部, 教授 (90156521)
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研究分担者 |
青木 辰司 東洋大学, 社会学部, 教授 (50141073)
西野 理子 東洋大学, 社会学部, 教授 (50257185)
朝倉 京子 東北大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (00360016)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 社会学 / ジェンダー / ケア / 国際比較 / 地域 |
研究概要 |
2012年4月~11月、原山哲(研究代表者)、朝倉京子(東北大学、研究分担者)が中心となり、青木辰司(研究分担者)、西野理子(研究分担者)とともに、東日本大震災後の東北地方、および在宅医療が多い長野県において、訪問看護師へのインタヴュー質問票による調査を実施した。 他方、2012年4月~11月、フランス側の研究協力者であるP.モッセ(P.Mosse)(フランス・労働経済社会学研究所(LEST))を中心に、北フランス、南フランスにおける訪問看護師へのインタヴュー、質問票による調査を実施した。その際、9月、原山哲(研究代表者)が、P.モッセと、フランス・労働経済社会学研究所において、日仏比較研究の調整をおこなった国際比較調査研究の全体の枠組みを確定した。 また、P.モッセを中心に、フランス・労働経済社会学研究所(LEST)の主催(国際交流基金の助成)により、医療プロフェッションについての日仏ワークショップ(2012年11月、2013年3月)が開催され、原山哲(2012年11月、2013年3月参加)が地域ケアの調査結果について報告し、新道幸恵(日本赤十字広島看護大学・元学長・特任教授、災害看護学、研究協力者)(2013年3月参加)が被災地の地域ケアの状況について報告をおこなった。 平成24年度における海外出張の旅行経路は下記のとおりである。 2012年11月フランス・労働経済社会学研究所・ワークショップ東京-エクサンプロヴァンス往復(5日滞在)日本側1名 2013年3月フランス・労働経済社会学研究所・ワークショップ東京-エクサンプロヴァンス往復(5日滞在)日本側2名
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
東日本大震災後の東北地方、および在宅医療が多い長野県において、訪問看護師へのインタヴュー質問票による調査を実施した。また、フランス側の協力により、北フランス、南フランスにおける訪問看護師へのインタヴュー、質問票による調査を実施した。
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今後の研究の推進方策 |
フランス側の協力において、日本側研究者により、北フランス、南フランスにおける地域ケアについての医療者へのインタヴューを実施する。さらに、2014年横浜での開催の国際社会学会(ISA)大会で研究報告、英語、仏語、日本語での論文集の刊行の準備する。
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次年度の研究費の使用計画 |
日本側研究者2名が、北フランス、南フランスに、イギリスに、インタヴューのために渡仏する。イギリスのインタヴューは、進捗状況を鑑みて、25年度に行うことにした。繰越分の研究費は、イギリス出張のために使用する。あわせて、地域内、地域間のアーティキュレーション・ワーク(調整と連携)について、日本側研究者1名が渡英し、ケアの活動のNPOを中心にインタヴューを行う。
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