研究分担者 |
高尾 雄二 長崎大学, 水産・環境科学総合研究科(環境), 教授 (20206709)
久保 隆 長崎大学, 産学官連携戦略本部, 助教 (40397089)
岡田 二郎 長崎大学, 水産・環境科学総合研究科(環境), 教授 (10284481)
河本 和明 長崎大学, 水産・環境科学総合研究科(環境), 教授 (10353450)
西山 雅也 長崎大学, 水産・環境科学総合研究科(環境), 教授 (50263801)
高辻 俊宏 長崎大学, 水産・環境科学総合研究科(環境), 教授 (70163219)
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研究成果の概要 |
東アジアにおける越境大気汚染による毒性影響ならびにその原因物質探索のため、以下の解析を行った。 越境大気に含まれるPAHs濃度は、これまでと同様に冬季に高く夏季に低い季節変化を示した。また、同試料の生物毒性も、化学分析値と同様に冬季に高く夏季に低い結果となった。この毒性の一端は、PAHs がもたらすことは以前から判明しているが、それ以外の毒性物質は未同定である。そこで新規毒性物質探索のため、HPLC/Q-TOFを用いたスクリーニング分析を行った結果、1,8-Naphtalic anhydride, Atrazine, Norharmanなどの毒性物質が比較的多く含まれていることが明らかとなった。
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