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2015 年度 研究成果報告書

亜熱帯湖沼のメタン栄養食物網と炭素リサイクル機能の評価

研究課題

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研究課題/領域番号 24405007
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分海外学術
研究分野 生態・環境
研究機関総合地球環境学研究所 (2014-2015)
京都大学 (2012-2013)

研究代表者

奥田 昇  総合地球環境学研究所, 研究部, 准教授 (30380281)

研究分担者 小島 久弥  北海道大学, 低温科学研究所, 助教 (70400009)
連携研究者 福井 学  北海道大学, 低温科学研究所, 教授 (60305414)
陀安 一郎  総合地球環境学研究所, 研究部, 教授 (80353449)
中野 伸一  京都大学, 生態学研究センター, 教授 (50270723)
研究協力者 伊藤 雅之  京都大学, 東南アジア研究所, 助教
小林 由紀  山口大学, 大学院医学系研究科, 講師
藤林 恵  秋田県立大学, 生物資源科学部, 助教
夏 復國  中央研究院, 環境変遷研究中心, 研究員
謝 志豪  國立台灣大學, 海洋研究所, 副教授
三木 健  國立台灣大學, 海洋研究所, 副教授
何 珮綺  中央研究院, 環境変遷研究中心, 大学院生
張 俊偉  中央研究院, 環境変遷研究中心, 大学院生
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワードメタン酸化細菌 / メタン栄養食物網 / 炭素リサイクル / 嫌気的メタン酸化 / NC10 / 安定同位体混合モデル / 脂肪酸分析 / 反応-拡散-移流モデル
研究成果の概要

湖沼は、高い温室効果をもつメタンの主要な自然放出源である。湖底で生成されるメタンを好気・嫌気的に同化するメタン酸化細菌を起点としたメタン栄養食物網は、メタン由来炭素を湖沼生態系の炭素循環に組み込み、メタンの大気放出を抑制する「炭素リサイクルシステム」とみなすことができる。本研究は、亜熱帯に位置する台湾・翡翠水庫のメタン・プロファイルおよびメタン酸化細菌叢の時空間動態が一回循環湖と部分循環湖の双方の特徴を併せ持つこと、そして、湖沼の栄養フローにおけるメタン栄養食物網の相対的重要性に影響する湖沼物理メカニズムとして台風による温度成層の攪乱と深水層のメタン貯留の消失が重要であることを明らかにした。

自由記述の分野

生態学

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公開日: 2017-05-10  

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