研究課題/領域番号 |
24405044
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
応用獣医学
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研究機関 | 帯広畜産大学 |
研究代表者 |
河津 信一郎 帯広畜産大学, 原虫病研究センター, 教授 (60312295)
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研究分担者 |
桐木 雅史 獨協医科大学, 医学部, 准教授 (50265302)
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連携研究者 |
門平 睦代 帯広畜産大学, 畜産学部, 教授 (20313976)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 人獣共通感染症 / 日本住血吸虫症 / フィリピン / 保虫宿主 / 中間宿主貝 |
研究成果の概要 |
フィリピンの日本住血吸虫症流行地で保虫宿主を対象とした血清および分子疫学調査をおこなった。また、成虫DNAを対象としたマイクロサテライトマーカー解析について、予備解析を実施した。(1)中部ビサヤ地域島嶼および南部ミンダナオ地域での保虫宿主として、スイギュウおよびイヌの重要性が指摘された。(2)特にスイギュウを同寄生虫症流行の監視動物(Sentinel Animal)として活用する意義が示唆された。(3)10種類のマイクロサテライトマーカーによる、多座位の遺伝子型(MLG)解析が可能となった。(4)これら地域に分布する寄生虫集団は、特定のクラスターに分離せず、同集団間での遺伝子流動が示唆された。
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自由記述の分野 |
獣医学
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