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2015 年度 研究成果報告書

モンゴルにおける持続可能な水環境保全と水利用のための遊牧システムの形成

研究課題

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研究課題/領域番号 24405046
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分海外学術
研究分野 環境農学
研究機関東北大学

研究代表者

中井 裕  東北大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (80155655)

研究分担者 多田 千佳  東北大学, 大学院農学研究科, 准教授 (30413892)
吉原 佑  東北大学, 大学院農学研究科, 助教 (50552379)
米澤 千夏  東北大学, 大学院農学研究科, 准教授 (60404844)
田島 亮介  東北大学, 大学院農学研究科, 助教 (60530144)
池田 実  東北大学, 大学院農学研究科, 准教授 (70232204)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワード水環境 / 病原性微生物 / モンゴル / 遊牧 / 遺伝子多様性 / 衛生画像解析 / 管理
研究成果の概要

モンゴルの家畜密度増加が、河川水質および魚や家畜への影響について調査した結果、下流ほど水質汚染し、2014年の井戸水から高い大腸菌数が検出された。家畜から病原性大腸菌が検出され、羊・ヤギの保菌率は高かった。Cryptosporidiumも牛や河川水から検出された。2015年に井戸の構造を改善した結果、大腸菌数は減少した。下流水を飲んだ羊で病原性大腸菌の感染率が高くなった。魚類の遺伝的多様性は地点差がなく、バイカル湖系統であった。衛生画像解析では、道路より離れるほど草地環境はよくなる傾向が見られた。
持続可能な遊牧を行うためには、草地の利用法を管理することで改善の可能性が示された。

自由記述の分野

環境微生物

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公開日: 2017-05-10  

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