研究課題
基盤研究(B)
本研究は腎生検やIgA腎症、ネフローゼ症候群に関する中国、韓国、台湾、タイ、マレーシア、インドネシアとの国際共同研究です。アジア各国の腎生検実施状況を調査しました。アジア各国と腎病理診断標準化、共同研究可能なRegistry構築を推進し、日本腎生検総合Registryを基盤に台湾腎生検Registryを開始しました。日本のIgA腎症コホート研究より扁摘+ステロイドパルス治療の有効性を示しました。ネフローゼ症候群では微小変化型、膜性腎症などの原疾患や寛解率を調査しました。両疾患についてアジア各国と国際比較を行いました。日本の優れた治療法やシステムがアジアの腎疾患対策に役立つことが期待されます。
腎臓