研究課題
基盤研究(C)
無線LANに接続する機器が急増しており、無線LANへの接続集中に伴う混雑が深刻な問題となっている。無線LANではチャネル資源に物理的な上限があることから、適切な品質制御が必要である。これまでは音声や動画等のパケット単位の品質制御が主な研究対象であったが、本研究では、フロー単位で制御が必要なWEBブラウジングの通信品質管理を行った。具体的には、WEBページを開くまでに必要な時間を予測しながら、一定時間以内に通信を完了させる優先制御を行い、既存技術に比べて24%の性能向上を実現した。
無線LAN