研究課題/領域番号 |
24500136
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研究機関 | 国立情報学研究所 |
研究代表者 |
LE DINH DUY 国立情報学研究所, コンテンツ科学研究系, 准教授 (80450170)
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キーワード | face matching / face indexing / video mining / video indexing / social analysis / face annotation / clustering method |
研究概要 |
提案された研究の目的は、社会分析アプリケーションにおける大規模な映像アーカイブのための顔インデキシングの高度な技術を実現することである。2013年度において、スケーラブルな顔識別や社会分析への応用を中心に行った。 映像アーカイブから抽出された顔トラックが多数あるため、これらの顔トラックにアイデンティティを割り当てるためのスケーラブルな方法が必要とされている。核となるアイデアは、注釈コストを削減するために、顔トラッククラスタをマージすることである。我々は、単一のモダリティ手法を使用する既存の類似度を向上させるために視覚情報とコンテキスト情報を組み合わせた手法を提案する。 そのうえで,識別しやすい顔のトラックがある。それらは、有名人、政治家の顔である。ビデオスクリプトと共同オカレンスから、身元を得ることができる。我々は、これらの共同オカレンスを学び、その後、インターネットの画像を確認するための手法を提案する。これは、識別プロセスが速く低下し、人間の介入のコストになる。 提案手法は、昨年に処理されたNHKニュース7映像データセットに適用されている。評価は、利点を示し、他の既存の方法と比較するために行われる。 顔と名前を使用したビデオアーカイブを分析する社会科学者のためのインタラクティブなインターフェースが開発されている。名前を指定して、対応する顔が返され、顔を考えると、名前が返され、他の出演も返される。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
膨大なビデオを処理し、顔を抽出し、アノテーションを付与し、インデックスを付与した。 スケーラブルな顔トラック検索方法を提案した。この研究が学会論文誌(IEEE Trans. on Circuits and Systems for Video Technology, Dec 2013)でアクセプトされた。 マルチカメラシステム間の人に再認識するための方法は、会議のICONIP国際会議とSOCPAR国際会議にアクセプトされた。 インタラクティブな検索インターフェースのための方法は学会論文誌(International Journal of Multimedia Information Retrieval-IJMIR, Dec 2013)とMMM国際会議にアクセプトされた。
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今後の研究の推進方策 |
2014年度では、統合フレームワークについて、2013年度までに開発された技術を組み合わせて実装される。ビデオの量を増加し、顔データセットを拡張する予定である。大規模なデータセット上で十分な評価が行われる。 また、提案手法の改良も検討する。 これについて、国際会議や論文誌で公開する予定である。
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