研究課題
基盤研究(C)
本研究では,口唇の動き特徴を利用した汎用性の高いヒューマンマシンインタフェースの構築を目的とし,口唇情報の解析およびシステム構築のための要素技術の開発を行った。その結果,(1)口唇の局所形状情報を用いて口唇形状のグルーピング,ならびに対象者の絞り込みが可能であること,(2)口唇の動き特徴のばらつきに着目することで喜びの情動の有無を検出可能であること,(3)発声が口唇の動き特徴に影響を及ぼし,発声状態を考慮することでコマンドの認識率を向上可能であることなどを明らかにした。
総合領域