汎用的かつ効率的な制約付き進化的アルゴリズムを実現するために,次の項目について研究を行った。①目的関数の形状タイプを推定するために,直線上にサンプリングを行う方法と近傍グラフを構成して谷点を推定する方法を提案した。②Differential EvolutionとParticle Swarm Optimizationについて形状タイプに基づくアルゴリズムパラメータの自動調整法を提案した。③制約付き最適化を行うε制約法において,目的関数だけでなく制約逸脱度についても低精度近似モデルを導する方法を提案した。これにより,汎用性が高く探索効率の高い制約付き最適化アルゴリズムが実現できることを示した。
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