研究課題/領域番号 |
24500222
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研究機関 | 愛知工科大学 |
研究代表者 |
大西 正敏 愛知工科大学, 工学部, 教授 (50410882)
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研究分担者 |
田宮 直 愛知工科大学, 工学部, 講師 (80410885)
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キーワード | ヒューマンインターフェイス / ロボット / 光センサ / 自動制御 / ロボットセンサ / アクチュエータ / 自律型ロボット |
研究概要 |
今年度は昨年度の基礎的なロボットへのヒューマンインターフェイス(人の筋電位を取得する微小センサを応用したヒューマンインターフェイスの活用)をさらに発展させて、MEMSによる微細加工技術の立ち上げを行い、基本的なMEMS製作手法のノウハウを取得できた。しかしながら、センサへの試作にはさらなる治具や装置類の整備が必要であることが明らかになり、今期はセンサの基本構想と適用領域への検討を進めた。また、汎用の光センサやロボットインターフェイス用センサを用いた自律型ロボットの試作も進め、今後の応用面への知見を得ることが出来た。来期が本研究最終年度になることから、今までの研究成果とセンサ試作のノウハウを活かし、実践的な応用面を視野に入れた研究開発を進めていくこととする。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
昨年度での研究立ち上げがやや遅れたこともあり、今年度における「研究目的」の達成度としては約65%と考える。基礎的な検討や研究が少しずつ成果を上げてきたことにより、学会発表ならびに学会活動の面で研究の成果発表が徐々にではあるが達成できた。しかしながら、応用研究につなげられるだけの内容まで実っていない面もあり、今後の応用研究に向けた更なる取組みに力を入れて行く予定である。
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今後の研究の推進方策 |
平成26年度が本研究の最終年度であることから、過去2年間の基礎研究をもとに、それらを発展させた応用面や実践面に向けた実証試験に取組んでいく予定である。具体的なロボットへのヒューマンインターフェイスを用いた実用性のある応用面を構築できるように進めていく方針とする。
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次年度の研究費の使用計画 |
ロボットのヒューマンインターフェイスの応用面を考慮した実証試験を実施することをよていしており、実践的な研究試作に使用する予定である。 昨年度に研究で試作したものをさらに改良し、実証試験用に最終試作機に向けた研究と製作を実施する予定である。
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