研究課題
基盤研究(C)
本研究では,劣化した文化財のCG復元を目的とした光反射モデルと形状モデルを開発する.光反射モデルの劣化状態は分光反射率の変化として計測し,その変化を組み込むことで対象物体の劣化モデルを構築する.形状モデルは,物体の3次元形状の欠損部分の補完手法に基づいて構築される.これらのモデルに基づいて文化財を分光的にCG再現する手法を開発した.最後に提案手法を用いて,明治期の工芸作品「十二の鷹」などの文化財を対象にCG復元を行った.
情報工学