研究課題/領域番号 |
24500308
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研究機関 | 長岡技術科学大学 |
研究代表者 |
中平 勝子 長岡技術科学大学, 工学部, 助教 (80339621)
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研究分担者 |
上村 圭介 国際大学, その他の研究科, 准教授 (10319014)
三上 喜貴 長岡技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (70293264)
北島 宗雄 長岡技術科学大学, 工学部, 教授 (00344440)
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キーワード | 情報社会学 / オープン性 / Webマイニング |
研究概要 |
(1)データ収集方法の整備:再構築された言語天文台クラスタを用いてロシア近郊におけるWebクローリングを行い,800GBの生データを収集した.現在,リンク情報および言語情報の解析中である.また,収集データを効率的に保管するためのファイルフォーマットを策定した. (2)データ収集用ハードウェアの整備:今年度も引き続きデータ収集用ハードウェアの整備を行い,データ収集環境を強化した. (3)オープン性評価手法の深化:構築したeネットワークのフレームワークに基づいて,リンク構造とそれに紐付される言語からなる地域別データセットについて,オープン性評価手法を深化させる形で情報収集活性度を定義するためのモデルを構成する要素を抽出した.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究の目的に対して,(1)(2)については建物付近の工事等による断続的な停電のため,物理的にクロールを中断しなければならない時期が発生したが,25年度についても3ヶ月にわたるクローリングを運用でき,800GBの生データを収集できたことから,観測環境の強化は概ね順調な進展であると考える.(3)については,24年度に構築したフレームワークをさらに深化させる形で指標構築を行う指針がたったため,概ね順調に進展していると判断した.
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今後の研究の推進方策 |
(1)収集したデータの分析 (2)オープン性指標となる,情報収集活性度の定義策定,およびそれに基づいたオープン性評価の試み (3)成果を国際会議にて発表する
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次年度の研究費の使用計画 |
出張予定があったものを1つキャンセルせざるを得なかったため. データ保管領域が予定以上に減ってしまったため,それの確保に使用する.
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