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2014 年度 研究成果報告書

主観的輪郭の比較認知研究から探る知覚的体制化のメカニズム

研究課題

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研究課題/領域番号 24500322
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 認知科学
研究機関千葉大学

研究代表者

牛谷 智一  千葉大学, 文学部, 准教授 (20400806)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード比較認知 / 種間比較 / 主観的輪郭 / 明るさの充填 / カニッツァ錯視 / プライミング / 視覚的注意 / オブジェクト内利得
研究成果の概要

ハトもヒトと同様にカニッツァ錯視を知覚し,明るさを充填しているか明るさの弁別課題を用いて検討した。その結果,ハトはカニッツァ図形の検査野をヒトとは異なり暗く知覚していることが示された。また,ハトが錯視的な輪郭を知覚するか視覚探索課題を用いて検討した。先行呈示された錯視図形の形状とターゲットの形状が一致していた場合,反応時間が短くなるか調べたところ,実輪郭図形によるプライミング効果自体が見られたセッションに限ってカニッツァ図形による実輪郭図形探索の促進効果が見られた。ハトは,カニッツァ錯視を知覚するが,ヒトとは明るさの充填の点においてヒトとは異なっていた。

自由記述の分野

比較認知科学

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公開日: 2016-06-03  

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