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構造変化を伴う機能性ＲＮＡ配列設計のためのアルゴリズム開発を行った。本研究課題で開発した手法では、多目的遺伝的アルゴリズムを用いたことにより、複数の二次構造を安定に持つだけでなく、二次構造間のエネルギーバリアの値や、ＧＣ含量を指定した設計を、人為的な目的関数間の重みづけを行うことなしに実行できる。開発した手法の設計性能を構造変化を伴う機能性ＲＮＡ配列設計のための従来アルゴリズム（RNAdesign法、Frnakenstein法）と比較したところ、同等以上の設計性能を示すことが分かった。本研究課題で開発した手法は、小分子を入力として動作する人工リボスイッチの設計に有用と考えられる。
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