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2014 年度 研究成果報告書

オレキシンによる脳幹呼吸調節機構の修飾作用ー幼若動物と成熟動物との比較検討ー

研究課題

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研究課題/領域番号 24500380
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 神経科学一般
研究機関島根大学

研究代表者

横田 茂文  島根大学, 医学部, 助教 (50294369)

連携研究者 安井 幸彦  島根大学, 医学部, 教授 (30174501)
岡田 泰昌  独立行政法人国立病院機構村山医療センター(臨床研究センター), 電気生理学研究室, 室長 (80160688)
津森 登志子  県立広島大学, 保健福祉学部, 教授 (30217377)
岡 達郎  島根大学, 医学部, 助教 (20508923)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードオレキシン / 結合腕傍核 / 腹側呼吸ニューロン群吻側部 / 横隔神経核 / 舌下神経核 / オレキシンレセプター2
研究成果の概要

覚醒・睡眠状態によって変化する呼吸の調節機構を理解するために、オレキシンが呼吸および気道の開通性を調節する神経路にいかに作用しているかを形態学的に解析した。その結果、以下のことが明らかとなった。(1)成獣ラットでは、オレキシンは、腹側呼吸ニューロン群吻側部(rVRG)、横隔神経核および舌下神経核へ投射する結合腕傍核ニューロンにオレキシンレセプター2を介して作用し、呼吸の促進およびそれに伴う気道の確保を引き起こす。(2)新生児ラットにおいて、オレキシン含有線維とrVRG投射ニューロンの分布が結合腕傍核で一致し、オレキシンBの結合腕傍核への注入によって呼吸頻度の増大が引き起こされる。

自由記述の分野

神経解剖学

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公開日: 2016-06-03  

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