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2014 年度 研究成果報告書

APP代謝及びAβ産生機構におけるATBF1の機能解析

研究課題

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研究課題/領域番号 24500402
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 神経科学一般
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

鄭 且均  名古屋市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (00464579)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードアルツハイマー病 / ATBF1 / APP代謝 / Aβ産生
研究成果の概要

ATBF1(AT-motif binding factor1)がアルツハイマー病(AD)脳の神経細胞質において顕著に発現が上昇していることを発見した。また、ATBF1はAPP細胞質の681-690ドメイン部分と結合することでAPPを安定化させ、Aβ産生を増加させることが分かった。しかし、ATBF1の過剰発現はADの分子病態に関連する分子群(α及びβ、γセクレターゼ)の発現には影響しなかった。HEK293-APP細胞にATBF1をノックダウンさせるとAPP及び可溶性APP、Aβ量が有意的に減少した。ATBF1はAPP結合蛋白質であり、AD治療ターゲットの可能性があることが示唆された。

自由記述の分野

アルツハイマー病、神経科学

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公開日: 2016-06-03  

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