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2014 年度 研究成果報告書

音声発達の臨界期を制御する神経メカニズムの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 24500403
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 神経科学一般
研究機関沖縄科学技術大学院大学

研究代表者

杉山 陽子(矢崎陽子)  沖縄科学技術大学院大学, 臨界期の神経メカニズム研究ユニット, 准教授 (00317512)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード歌学習 / 臨界期 / 経験依存的可塑性
研究成果の概要

本研究はキンカチョウの歌学習をモデルとして用い、音声発達の臨界期の神経メカニズムを明らかにすることを目的とした。特に、この時期の聴覚経験が脳内の神経回路形成にどの様な影響を与えるのか、電気生理学的手法を用いて明らかにした。その結果、終脳の聴覚関連領域になる神経細胞の一部が覚えた歌に特異的な聴覚応答を示すようになること、この特異的な聴覚応答は、聴覚関連領域のGABA抑制性伝達を阻害することにより小さくなることが明らかになった。つまり幼少期の聴覚経験により、聴覚関連領域内の抑制性回路が補充されることにより親の歌に対する記憶の形成であることが考えられた。

自由記述の分野

神経生物学

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公開日: 2016-06-03  

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