• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 研究成果報告書

脳室周囲器官における血管新生の意義

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 24500411
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 神経解剖学・神経病理学
研究機関京都工芸繊維大学

研究代表者

宮田 清司  京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 准教授 (30243124)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード血管新生 / 神経幹細胞 / 血液脳関門 / 血管透過性 / 血管基定膜 / タイトジャンクション / TRPV1 / TLR4
研究成果の概要

脳室周囲器官は、一般的な脳の血管系と異なり内皮細胞のタイトジャンクションを欠くので血液脳関門が存在せず、高い血管透過性がある。本研究においては、血液脳関門を欠く理由が、血管新生や神経新生による血管系と周囲実質組織の未熟性に起因しているが明らかになった。また、血液脳関門に代わりうるバリアーとして血管基定膜やGFAP陽性神経幹細胞が働いていることも分かった。血液由来分子の受容機構としてTRPV1やTLR4が、GFAP陽性神経幹細胞に発現し、情報を神経細胞へ伝えていることも判明した。以上、脳室周囲器官は血管や神経新生を活発に行っているダイナミックな脳部位であることが証明された。

自由記述の分野

神経科学

URL: 

公開日: 2016-06-03  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi