研究課題/領域番号 |
24500429
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経解剖学・神経病理学
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研究機関 | 公益財団法人東京都医学総合研究所 |
研究代表者 |
秋山 治彦 公益財団法人東京都医学総合研究所, 認知症・高次脳機能研究分野, 参事研究員 (20231839)
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連携研究者 |
長谷川 成人 公益財団法人東京都医学総合研究所, 認知症・高次脳機能研究分野, 分野長 (10251232)
細川 雅人 公益財団法人東京都医学総合研究所, 認知症・高次脳機能研究分野, 主席研究員 (00435116)
新井 哲明 筑波大学, 医学部精神科, 教授 (90291145)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 認知症 / 病理 / 異常蓄積蛋白 / 伝播 |
研究成果の概要 |
認知症疾患の多くは大脳における異常な凝集蛋白の蓄積が原因で生じる.この異常蛋白蓄積は疾患の進行に伴い神経解剖学的に整然とした拡がり方をすることから,病変の拡がりと神経回路との関連が指摘されている.本研究では剖検脳組織の解析により,アルツハイマー病とその関連疾患である神経原線維優位型認知症の側坐核におけるタウ蛋白の異常凝集・蓄積が,側坐核に神経線維を送る主要な部位である海馬CA1と海馬支脚におけるタウ蓄積の程度と密接に関係することを明らかにした.この結果は,タウ蓄積病変の拡大が神経回路を介して生じることを示唆している.
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自由記述の分野 |
脳神経科学(認知症の原因となる神経変性疾患の病理学)
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