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2014 年度 研究成果報告書

鉄暴露性てんかん原性脳病変の病理解析と診断標準化

研究課題

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研究課題/領域番号 24500430
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 神経解剖学・神経病理学
研究機関公益財団法人東京都医学総合研究所

研究代表者

新井 信隆  公益財団法人東京都医学総合研究所, 病院等連携研究センター, 副所長 (10167984)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードてんかん / 鉄 / 脳外科治療 / 焦点病理診断 / 海綿状血管腫
研究成果の概要

本研究では、てんかんを惹起する様々な脳神経疾患における鉄沈着の有無や、その病理学的様式を検証した結果、海綿状血管腫や頭部外傷後遺症(挫傷後)の病変に出現する鉄沈着と、それによると思われるアストロサイト異常の形態を明らかにした。また、鉄沈着の多さがてんかん原性と関係しているという病理形態の計測学的な知見を得た。内側側頭葉てんかんの海馬において、頭部外傷に起因したと思われる鉄沈着の疾病構造を明らかにした。一方、明らかな器質敵な病変がない焦点部の約2%に鉄沈着が潜在していることを明らかにした。これらの知見は、てんかん外科治療の戦略策定のために資すると思われた。

自由記述の分野

神経病理学

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公開日: 2016-06-03  

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