2014 年度研究成果報告書

ＰＴＳＤ発症における新規活性酸素産生酵素の役割解明と治療への応用

研究課題

研究課題/領域番号	24500445
研究種目	基盤研究(C)
配分区分	基金
応募区分	一般
研究分野	神経化学・神経薬理学
研究機関	京都府立医科大学
研究代表者	衣斐督和京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (10336539)
研究分担者	松本みさき京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (80533926)
研究期間 (年度)	2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード	精神疾患 / 活性酸素種
研究成果の概要	近年、精神疾患への活性酸素種（ROS）の関与が示唆されているが、その産生源および制御機構については未だ不明である。そこで本研究はNOX1/NADPHオキシダーゼが精神障害発症に寄与すると想定し、Nox1遺伝子欠損マウスを用いて解析を行った。 NOX1はうつ様行動発現に寄与することが示された。本研究を通じてNOX1が関与する脳領域および神経回路が明らかとなり、さらにその調節機序としてNOX1由来ROSのレドックス制御によるエピゲノム変化を介してうつ様行動発現に寄与することが示唆された。
自由記述の分野	薬理学