研究課題/領域番号 |
24500447
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経化学・神経薬理学
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研究機関 | 九州大学 (2013-2014) 慶應義塾大学 (2012) |
研究代表者 |
堀澤 健一 九州大学, 生体防御医学研究所, 助教 (70424207)
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研究分担者 |
今井 貴雄 慶應義塾大学, 医学部生理学教室, 助教 (10383712)
芝田 晋介 慶應義塾大学, 医学部生理学教室, 講師 (70407089)
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連携研究者 |
岡野 栄之 慶應義塾大学, 医学部生理学教室, 教授 (60160694)
土居 信英 慶應義塾大学, 理工学部生命情報学科, 准教授 (50327673)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | Musashi1 / RNA結合タンパク質 / 神経発生 / 神経回路 / 未分化維持 / 翻訳制御 / 転写後制御 / 神経分化 |
研究成果の概要 |
Msi1は神経前駆細胞で高発現するRNA結合蛋白質であり、神経分化を司る。主な分子的機能は、標的mRNAの翻訳制御である。 その標的探索の為に、マウス胎仔由来のmRNAからin vitro SELEX法による探索を行ったところ、dcc遺伝子の3'UTR領域が検出された。Dccは神経の成長円錐に存在する膜受容体であり、Netrrin1シグナルを受容し軸索や細胞を誘引する。 本計画で行われた解析により、dccがMsi1の特異的標的であり、既知の機構により翻訳抑制されることを明らかにできた。現在はこの分子機構と神経発生の関係性について、Msi1 KOマウスを用いた解析を進めている。
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自由記述の分野 |
分子生物学
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