研究課題
基盤研究(C)
現在のHIFU治療で用いられる超音波プローブは焦点距離が固定されており,焦点をあわせるには機械的な操作を行う。焦点位置を電子制御することが出来るデバイスがあれば、患者や医師の負担が小さくなる。提案したフレネルゾーンプレート方式による超音波音場の制御では単一の電気信号さえあれば,焦点位置を自由に制御することが可能である。フレネルゾーンプレートの配列パターンを変化させることによって、焦点の位置を深さ方向および角度方向に変化させることができることをコンピュータシミュレーションで確認した.
超音波工学