研究課題/領域番号 |
24500578
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
建内 宏重 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (60432316)
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研究分担者 |
市橋 則明 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (50203104)
秋山 治彦 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (60402830)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 変形性関節症 / 動作解析 |
研究概要 |
本研究課題では、変形性関節症患者の疾患進行と動作特性の関連性を明らかにすることを目的としている。まず、変形性股関節症患者を対象とした調査から開始した。本研究課題では、取り込み基準を厳格にしている(病期分類で前期、初期、進行期、年齢は65歳未満、他の関節に疾患を有さないなど)関係から、リクルートに時間を要しており、当初予定よりもやや調査の進行が遅れている。 調査内容としては、予定通り、基本情報(年齢、身長、体重、体脂肪率)、医学的情報(診断名、既往歴、合併症)、骨関節形態評価(レントゲンによる測定(通常の診療で撮影する画像を利用)、疼痛評価(Visual analogue scale)、変形性関節症機能評価(Harris Hip Score)筋力、筋形態の評価、精神的健康度の評価、日常的活動量の評価に加えて、3次元動作解析装置による歩行、片脚立位、方向転換歩行、段差昇降時の動作特性の評価を行っている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
本研究課題では、共同研究者である整形外科医師の協力のもと、医師の診察により安全が確認された患者に対してリクルートを行っている。しかし、取り込み基準を厳格にしている(病期分類で前期、初期、進行期、年齢は65歳未満、他の関節に疾患を有さないなど)関係から、リクルートに時間を要しており、当初予定よりもやや調査の進行が遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
今後は、やや遅延している患者のリクルートをさらに進め、予定通りの測定を順次進めていく。測定内容は以下のとおりであり、大きな変更はない。 測定内容: 基本情報(年齢、身長、体重、体脂肪率)、医学的情報(診断名、既往歴、合併症)、骨関節形態評価(レントゲンによる測定(通常の診療で撮影する画像を利用)、疼痛評価(Visual analogue scale)、変形性関節症機能評価(Harris Hip Score)筋力、筋形態の評価、精神的健康度の評価、日常的活動量の評価、3次元動作解析装置による歩行、片脚立位、方向転換歩行、段差昇降時の動作特性の評価
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次年度の研究費の使用計画 |
患者のリクルート並びに測定が当初の予定より遅れているため、測定のための消耗品、実験対象者への謝礼、実験補助者への謝礼などの支払いが、次年度に繰り越された。 その他、予定通り、平成25年度の足底に伴う消耗品費と研究成果発表のための旅費を予定している。
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