研究課題
基盤研究(C)
研究Ⅰでは若年者と高齢者における大腿四頭筋の筋厚・筋輝度および筋硬度(スティフネス)を評価し、筋特性の加齢変化について検討した。その結果、加齢に伴い、筋内脂肪の増加や収縮時の筋スティフネスの減少といった骨格筋の質的要素が変化することが示唆された。研究II では高齢者を対象に8週間の低強度筋力トレーニングを実施し、筋特性および歩行特性に及ぼす影響について検証した。その結果、高齢者に対する低強度筋力トレーニングは筋特性や歩行特性の改善に有効であることが示唆された。
理学療法学