研究成果の概要 |
関節リウマチ患者に対して、1)運動療法は腫脹関節数、CRP,DAS28-CRP,IL-6を、2)リウマチ体操は疼痛関節数、DAS-CRP、IL-6を、3)物理療法は疼痛関節数、疼痛VAS、mHAQを、減少させる傾向にあった。また、運動療法によるIL-6とDAS28-CRPの変化に有意な相関がみられ、IL-6がその効果を判定するのに有用なマーカーとなり得る可能性が示唆された。また、関節超音波検査において関節病変の著明な改善は認められなかったが、同検査はそれぞれの治療が安全に行われていることを把握するのに有用であった。
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