研究実績の概要 |
本年度は完成させたロービジョン者用日常生活活動評価尺度The low vision specific function and activity of daily living measure: LVFAMを用いて、第4回日本視野学会「緑内障患者における視野と日常生活活動評価の検討」、第26回日本視野学会「緑内障視野病期とADL,QOLとの関連の検討」を発表した。また、ロービジョン者の社会参加にはADLだけでなく心理的適応が影響することを、International Society for Pharmacoeconomics and Outcomes Research (ISPOR) 18th Annual European Congressで”ADLSOCIAL PARTICIPATION OF PEOPLE WITH LOW VISION IS AFFECTED BY NOT ONLY “ACTIVITY OF DAILY LIVING” BUT PSYCHOLOGICAL ADJUSTMENT”と題して発表した。 また、より多くのロービジョンリハビリテーションにかかわる医療関係者、福祉職の方が活用できるように「ロービジョン者用日常生活活動評価尺度 LVFAM使用マニュアル」を作成した。ロービジョンリハビリテーションのアウトカムとして用いられるようこれを配布し啓蒙を続けている。
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