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2013 年度 実施状況報告書

学生のパフォーマンスからみた米国体育教師教育プログラムの有効性

研究課題

研究課題/領域番号 24500715
研究機関京都女子大学

研究代表者

森 博文  京都女子大学, 発達教育学部, 教授 (00342379)

研究分担者 中井 隆司  奈良教育大学, 教育学研究科(研究院), 准教授 (90237199)
キーワード体育教師教育 / 教育実習 / 実践的指導力 / 運動観察力
研究概要

平成25年度は本研究の主要なデータ収集を行った。具体的には、日米各3大学の教育実習生計18名が教育実習中に実施した授業映像データおよび教育実習終了後に実施した運動観察力に関する調査データを収集した。
具体的には米国:Georgia Southern University,Georgia State University,Auburn University,日本:香川大学,山口大学,佐賀大学である。
映像データは教育実習期間の「第1週と最終週(米国は中間週にも)」収集した。但し、米国2大学(Georgia State University,Auburn University)については、教育実習開始時期に米国南部を襲った異常気象のため、実習期間がずれ込んだことから、映像データの受け取りが26年度にずれ込むこととなった。また、計画当初は、国内の3大学(東京学芸大学,大阪教育大学,鹿児島大学)にデータ収集を依頼・承諾を得ていたが、米国3大学の教育実習内容(小学校教育実習を経験後の中等学校教育実習時の映像データ収集)に条件を統一する必要が生じたため、25年度途中に急遽、その条件に該当する上記3大学に依頼・実施した。
米国2大学の映像データを受領後、できるだけ早期に分析作業に入る予定である。その際、上述した通り、異常気象により教育実習期間等が変更になったことで、収集した映像データの内容等に不備が生じた場合には、26年度に再度データの再収集を行う。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

「研究実績の概要」に記したように、米国での異常気象の影響で、教育実習生の映像データ収集に若干の遅れが生じている。

今後の研究の推進方策

平成26年度は、概ね当初の計画通りに研究活動をすすめる見通しである。具体的には、収集した映像データの分析および運動観察力に関する調査データの分析である。25年度に収集した国内映像データについては、一部(1大学分)に音声および映像ノイズが確認された。今後の分析作業に影響がある場合には、26年度中にデータの再収集を行う。また米国2大学から受領するデータに異常がある場合(収集済みの1大学分は問題なし)にも本年度中にデータの再収集を行う。

次年度の研究費の使用計画

当初より研究計画を3ヶ年として予算計上していたことに加え、25年度中にデータ分析作業を始める予定であったが、分析作業が26年度にずれ込んだために、人件費も26年度に繰り越しになったため。
主として、収集したデータ分析作業に伴う人件費および日米6大学の研究協力者との分析結果の確認作業・データ再収集依頼(必要があれば)に伴う出張旅費として使用する。

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公開日: 2015-05-28  

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