本研究は、ターニングポイントとなる進学を挟む4年間、同一対象者への運動・スポーツ参与状況、スポーツ・キャリアを追跡することを目的とする。調査票は、運動・スポーツ実施状況、具体的な運動・スポーツ名称の特定などに個人的な属性を加えて構成される。年中443件/6270件=7.1%、小2年175件/1053件=16.6%、小5年157件/1025件=15.3%、中2年149件/990件=15.1%、高2年0件/1335件=0%であった。連続的にしろ断続的にしろ追跡調査における、運動遊びとスポーツの参与ならびに非実施から構成される構造的な変容の実態を明らかにするとともに、参加継続モデルを再考する。
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