本研究は、重度障がい者のスポーツであるボッチャの普及、選手の発掘・育成・強化を図り、障がい者スポーツの意義や機能について、障がい当事者のみならず、支援学校教員や理学療法士、作業療法士などの医療専門職者、そして広く一般市民に対して理解の推進を図るとともに、重度障がい者の潜在性を表出することでヒトの可能性について示すことを目的とした。 結果、昨年のリオパラリンピックで銀メダルを獲得できたこと、全国肢体不自由特別支援学校ボッチャ大会“ボッチャ甲子園”を開催できたこと、新聞をはじめとするメディアにも多く取り上げられたこと、健常者のボッチャ大会が開催できたことなど、国内でのボッチャの認知度が高まった。
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