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2012 年度 実施状況報告書

脊髄損傷者の運動時における酸化LDL動態について

研究課題

研究課題/領域番号 24500748
研究種目

基盤研究(C)

研究機関和歌山県立医科大学

研究代表者

三井 利仁  和歌山県立医科大学, みらい医療推進センター, 助教 (70564186)

研究分担者 田島 文博  和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (00227076)
馬渕 博行  和歌山県立医科大学, みらい医療推進センター, 研究員 (50365508)
中村 健  和歌山県立医科大学, 医学部, 准教授 (80299635)
伊藤 倫之  和歌山県立医科大学, みらい医療推進センター, 講師 (90305566)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード酸化LDL / 障害者スポーツ / 脊髄損傷
研究概要

運動により、生体内に活性酸素の生成が亢進し、その結果、過酸化にともなう種々の健康障害を引き起こす可能性も指摘されている。これは疫学的に認められた運動の効果とは矛盾する現象である。運動による過酸化の弊害として具体的に知られているのは酸化LDLの上昇であり、最近では運動と酸化LDLとの関係が報告されているが健常者の者ばかりで障害をもったかたの研究がなされていない。24年度は大分国際車いすマラソン大会ハーフマラソン部門に参加する男性胸腰髄損傷対麻痺15名を対象とし、競技当日朝・直後・2時間後に採血を行った。対象として受傷から5年以上経過した男性胸腰髄損傷対麻痺者であること。本大会を完走した者であること。糖尿病、脂質代謝異常症、内分泌疾患などの基礎疾患を有さず、免役機能や内分泌系に影響を与える薬物の使用をしていない者であること。方法は、競技当日早朝は採血までは飲食、運動は控える。競技当日早朝6時に対象者の宿泊施設に行き、左肘静脈か10ml採血を行う。直ちに運搬し、遠心分離および分注を行い凍結した。競技直後はゴール時刻を控えておき、左肘静脈から10ml採血を行い直ちに運搬し遠心分離および分注を行い凍結した。競技2時間後は採血まで飲水は可能とし、運動、食事およびアルコール摂取は禁止とした。対象者あるいはその介助者と携帯電話で連絡を取り、ゴール時刻2時間後採血を行い、採血班は左肘静脈から10ml採血を行い直ちに運搬し遠心分離および分注を行い凍結した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

当初予定していた男性脊髄損傷の協力者の方々にお願いし、当日は天候にも恵まれて当年度の計画どおりの測定を行うことが出来ました。

今後の研究の推進方策

今年度も当初計画したとおりの研究スケジュールで全ての実験を予定通り実施いていく予定です。

次年度の研究費の使用計画

今年度も計画どおりの実験を行う予定でいます。つきましては研究費の使用についても予定通り使用いたします。

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公開日: 2014-07-24  

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