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2013 年度 実施状況報告書

脊髄損傷者の運動時における酸化LDL動態について

研究課題

研究課題/領域番号 24500748
研究機関和歌山県立医科大学

研究代表者

三井 利仁  和歌山県立医科大学, みらい医療推進センター, 助教 (70564186)

研究分担者 田島 文博  和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (00227076)
馬渕 博行  和歌山県立医科大学, みらい医療推進センター, その他 (50365508)
中村 健  和歌山県立医科大学, 医学部, 准教授 (80299635)
伊藤 倫之  和歌山県立医科大学, みらい医療推進センター, 講師 (90305566)
キーワード酸化LDL / 脊髄損傷 / 運動負荷
研究概要

本研究の目的は、脊髄損傷者の運動時の酸化LDL動態を検証し、先行実験で健常者と優位に上昇レベルが違って
いた。そこでn数を増やし障害レベルの違いでも酸化LDLの発生メカニズムの違いがあるかを解明することで脊髄
損傷者にとって、スポーツは健康増進のために非常に重要である。脊髄損傷者の運動と酸化LDL動態を明確にす
ることを目的としている。受傷から5年以上経過した男性胸腰髄損傷対麻痺者で国際車いすマラソン大会のハーフマラソンに参加した7名に対して実施した。方法は、スタート前、競技当日早朝6時に対象者の宿泊施設に行き、左肘静脈から10ml採血を行い、直ちに運搬し、遠心分離および分注を行い凍結する。対象者の宿泊施設は3施設に限定する。可能な限り同時刻に採血するために採血班は3班とする。(競技直後)左肘静脈から10ml採血を行う。直ちに運搬し遠心分離および分注を行い凍結する。(競技2時間後)採血まで飲水は可能とするが運動、食事およびアルコール摂取は禁止とする。競技後に表彰式があるため、対象者は競技場に残っている。対象者あるいはその介助者と携帯電話で連絡を取り、ゴール時刻2時間後採血を行う。採血班は7班に分かれる。左肘静脈から10ml採血を行う。直ちに運搬し遠心分離および分注を行い凍結する。測定項目は、酸化LDL、コルチゾール、アドレナリン、カテコールアミン、白血球数とその分画、ヘモグロビンを行った。これらのデータから彼らが強強度の運動を実施した際にどれ程の血液酸性がかかるか確認することが出来た。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

屋外でのスポーツ参加者を予定しており、当日の天気の不具合や欠席者が出てしまい、予定している協力者数が得られていない。

今後の研究の推進方策

協力者数が得られていない現状なので、今後は計画していない行事や大会へ出向き、協力者を募る予定です。

次年度の研究費の使用計画

予定実験が計画通りに実施出来なかった。
同様の実験を実施する予定。

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公開日: 2015-05-28  

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