研究課題/領域番号 |
24500781
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研究機関 | 佐世保工業高等専門学校 |
研究代表者 |
吉塚 一典 佐世保工業高等専門学校, 一般科目, 教授 (10220691)
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研究分担者 |
濱田 臣二 北九州工業高等専門学校, 総合科学科, 教授 (10228538)
縄田 亮太 佐世保工業高等専門学校, 一般科目, 講師 (60551281)
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キーワード | 熱中症 / 鼓膜温 |
研究概要 |
平成25年度は、研究を進めることができなかった。夏季に本研究の中心となる数種類の水温を頭部にかけた場合の鼓膜温への影響を調べる予定で準備を進めていたが、後述する事情により、実験を実施できなかったためである。 このようなことから、本年度は昨年度に測定したデータの解析、および資料収集、研究遅延への対応を中心に進めるにとどまった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
平成25年度から寮務主事に任命(2年間)され、研究のための時間が取れなかったことが理由である。 夏季に実験を行う準備を整えていたが、その時期に学寮で3つの事件が発生し、その対応に追われて実験が実施できなかった。研究の遅延対策としてデータ分析担当の研究分担者を加えていたが、データがとれなかったため研究を進めることができなかった。 さらに30年に一度の改修工事が立て続けに2件入ったことで、図面作成や寮生削減、改修中の各種対応などの業務で多忙を極めた。
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今後の研究の推進方策 |
寮務主事の任期である26年度までは、業務と並行して研究を進めるしかないが、学寮(高校生年齢を含む400名)の管理、運営の通常業務に加え、改修に伴う対応で研究の時間が確保できないことが課題である。また、研究の特性上、実験が夏季に限定されることもあり、今後も研究の遅れが生じることが考えられる。 このようなことから、研究分担者と協議し、研究期間を変更することとした。研究期間を1年間延長して27年度に成果をまとめたいと考えている。
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次年度の研究費の使用計画 |
夏に予定していた本研究の主実験(水かけによる体温コントロール)が実施できず、被験者謝金を使わなかったため、当該助成金が生じた。 研究期間の1年延長申請を行い、残金を2年間で使用する。実験に必要な機材はほぼ揃えたので、被験者謝金、消耗品、成果発表のための経費などとして計画している。
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