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2014 年度 実績報告書

東日本大震災被災大学生のトラウマティック・ストレス回復過程に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 24500807
研究機関岩手大学

研究代表者

早坂 浩志  岩手大学, 保健管理センター, 准教授 (00261553)

研究分担者 立原 聖子  岩手大学, 保健管理センター, 准教授 (40613526)
立身 政信  岩手大学, 保健管理センター, 教授 (70137496)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード東日本大震災 / 大学生 / ストレス
研究実績の概要

平成26年度学生定期健康診断時に全学生を対象にスクリーニング調査を実施した。過去の調査結果と比較したところ,PTSD症状 およびうつ症状を示す学生の割合は年々減少していたが,被災学生は,非被災学生に比べて3年間の経過が多様であることが明らかになった。
被災学生が直面してきた悩みや対処行動をより把握するため,教員を対象にした質問紙調査を実施し,192名の教員からの回答が得られた。約21%の教員が被災学生から相談を受けたことがあり,相談内容は「将来の進路」,「経済的問題」,「自分の気持ちを話したい」の順で多かった。
これまでの研究成果と被災学生へのカウンセリングで得られた知見をもとに,被災学生向けのリーフレット「東日本大震災や原発事故に実家が被災された学生のみなさんへ」および教員向けのリーフレット「東日本大震災に実家が被災した学生の心理についてー授業や研究指導の際の留意点ー」を作成した。

備考

webページ中の「震災から4年が経ちましたー実家が被災した学生の皆さんへー」および「震災から4年が経ちましたー教員の皆さんへー」が研究成果に関わる内容になっている。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2015 2014 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 東北地方一大学における東日本大震災の心理的影響 -学生定期健康診断時の4回の質問紙調査から-2015

    • 著者名/発表者名
      早坂浩志,立原聖子
    • 雑誌名

      CAMPUS HEALTH

      巻: 52 ページ: 印刷中

    • 査読あり
  • [学会発表] 東日本大震災から3年間の学生の心理的影響の変化2014

    • 著者名/発表者名
      早坂浩志,立原聖子,立身政信
    • 学会等名
      第52回全国大学保健管理研究集会
    • 発表場所
      慶應義塾大学三田キャンパス
    • 年月日
      2014-09-04
  • [備考] 岩手大学保健管理センターから震災関連のお知らせ

    • URL

      http://expiwjm.adm.iwate-u.ac.jp/gaku/hoken/20110311.html

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公開日: 2016-06-01  

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