研究課題/領域番号 |
24500823
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研究機関 | 群馬県立県民健康科学大学 |
研究代表者 |
高橋 康幸 群馬県立県民健康科学大学, 診療放射線学部, 准教授 (40404925)
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研究分担者 |
杉野 雅人 群馬県立県民健康科学大学, 診療放射線学部, 准教授 (10249229)
齋藤 享子 群馬県立県民健康科学大学, 診療放射線学部, 助教 (20457807)
河原田 泰尋 群馬県立県民健康科学大学, 診療放射線学部, 教授 (60289816)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 診療放射線技師 / 被ばく線量 / 環境放射線 |
研究実績の概要 |
環境放射線については群馬県内外の環境放射線を3年間継続して測定した。群馬県では10地点をサンプリングした。福島原発事故前後では約3.2倍(1998年と比較)の空間線量率を示したが、本調査により約50%以下に低下しているのが確認できた。また、半減期の長いCs-137については2.3±0.07Bq/kgで、これはCs-134の挙動と類似していた。なお、データの詳細については投稿中である。 診療放射線技師の業務のあり方の1つとして最終年度は低被ばく線量を考慮し核医学検査における投与量の上限値(平均値の75%)を模索した。詳細は日本診療放射線技師会誌3月号に掲載されたが、核医学検査の骨シンチグラフィではTc-99m MDPが544MBq、脳血流シンチグラフィがI-123 IMPで173MBq、心筋血流シンチグラフィがTl-201で79.5MBqとなった。他のモダリティについては投稿中である。
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