研究課題/領域番号 |
24500848
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
北村 敬一郎 金沢大学, 保健学系, 教授 (80283117)
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研究分担者 |
鈴木 信雄 金沢大学, 環日本海域環境研究センター, 准教授 (60242476)
小萱 康徳 朝日大学, 歯学部, 准教授 (30076046)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 糖尿病 / 骨代謝 / 糖尿病状態キンギョモデル / アロキサン / 再生ウロコ |
研究成果の概要 |
われわれはアロキサンを投与しインスリン産生不能の高血糖状態キンギョモデルを作成し、そのウロコを骨モデルとした評価システムにより、糖尿病での易骨折性の原因をウロコの骨代謝および骨基質の状態から調べた。その結果、骨芽細胞および破骨細胞のマーカー酵素活性は正常群との差は見られず、高血糖状態は骨代謝に大きな影響を与えない事を示した。一方、ウロコの骨基質では、非酵素的に高度糖化最終産物として分子量が単一コラーゲン線維の3倍以上の過剰架橋形成コラーゲン線維が有意に増加していた。 以上から糖尿病での易骨折性は高血糖下での非酵素的過剰架橋形成コラーゲン線維による柔軟性喪失が原因と示唆された。
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自由記述の分野 |
病態検査学
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