研究課題
基盤研究(C)
本研究では、栄養飢餓ストレスに対する細胞防御におけるGADD34の機能について解析を行った。その結果、骨髄由来マクロファージ系細胞において特定のアミノ酸欠乏下で細菌感染を模倣するLPS刺激によりGADD34の強い発現増加がみられた。また、これらの刺激により細胞の活性化とアポトーシスの亢進がみられたが、GADD34はmTOR シグナルを抑制することでオートファジーを促進し、その結果、アポトーシスを抑制し細胞防御に作用することを明らかにした。
免疫学