研究課題/領域番号 |
24500902
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
山田 拓実 首都大学東京, 人間健康科学研究科, 教授 (30315759)
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研究分担者 |
藺牟田 洋美 首都大学東京, 人間健康科学研究科, 准教授 (60250916)
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キーワード | HRQOL / 外出行動 / 地域社会参加 |
研究概要 |
1)障害者・要介護者向け健康体操の体操参加者に対する身体機能および健康関連QOLに対する効果を検討する目的で、2012年9月5ヶ所合計63名、2013年3月5ヶ所合計59名、2013年9月5ヶ所合計50名、2014年3月5ヶ所合計57名に対して肩こり、腰痛の程度、足首周径、ピークフロー・努力性肺活量等のスパイロメトリ測定、およびHRQOL評価としてSF8のアンケート調査を年2回の定期測定で実施した。 2)体操の効果的な普及啓発方法の検討する目的で、リーダー交流会を開催し各会場の実施方法や問題点の話し合いをした。 3)体操の区内でのPR・参加者と大学生との交流の目的で体操フェスタを2012年度以降、年1度大学で休日に開催している。 4)障害者の地域社会への参加促進効果について検討する目的で外出行動と健康に関する調査票を作成し、屋内外での社会的役割獲得状況、平日・休日の居場所および居場所感、外出頻度・外出手段などの健康指標を組み合わせたアンケート調査を、2013年9月44名、2013年3月継続49名、新規者7名、参加者と体操リーダーを対象に実施した。体操の参加者に対する定期測定・HRQOL評価は、年2回50名程度実施できた。外出行動と健康に関する調査票によるアンケート調査は50名程度2回実施できた。体操により45.5%の参加者が外出の頻度が増加した。参加者の36.4%は外出時サポートを必要としていた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
体操の参加者に対する定期測定、HRQOL評価、外出行動と健康に関する評価表によるアンケート調査は年2回50名程度、実施できている。新規参加者のアンケートについても年10名程度収集できている。3年間のデータにより横断的、経時的分析が可能となった。
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今後の研究の推進方策 |
2012年度以降、年2回実施した測定・アンケートを2014年度も実施する。2013年度では、新規体操参加者7名、継続者50名のアンケート収集ができたので、体操参加前後の比較検討を進める。
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次年度の研究費の使用計画 |
年2回の定期測定・アンケート調査を2014年も実施予定、そして、2014年に3年分のデータの分析を進める予定であり、そのための人件費・謝金を確保する必要が生じたため。 1)障害者・要介護者向け健康体操の体操参加者に対する身体機能および健康関連QOLに対する効果を検討する目的で、平成26年度2回の定期測定を実施する。2)体操の効果的な普及啓発方法の検討する目的で、リーダー交流会を開催し各会場の実施方法や問題点の話し合いをする。3)障害者の地域社会への参加促進効果について検討する目的で外出行動と健康に関する調査票によるアンケート調査を、体操参加者と体操リーダーを対象に実施する。4)現在までに収集した1)と3)のデータを横断的、経時的に分析を進める。
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