研究課題
基盤研究(C)
拠点性を備えた子どもの居場所形成の成立条件を明らかにすることを目的とし、A)集合住宅内広場等<幼児 >、B)学童保育所等<小学校低学年>、C)少年団活動<小学校高学年~中学生>を取り上けた。子どもがその発達段階に応じて次第にテリトリーを広げて遊びを展開していくには、囲い込み型の施設整備だけでは不十分であることを指摘し、子どもが自分の意志で行き、主体的に活動できる居場所の重要性と、住民による地域に根ざした子どもの居場所づくりの積極的可能性を示すことができた。
住居学