研究課題
基盤研究(C)
野外に生育していたScolecobasidium属のカビの中で、どのような形質を持った種や株が、浴室という新しい環境に侵入し、優占するようになったかについて解明を試みた.Scolecobasidium属のカビは、一般の野山と異なり、石灰岩帯で多く検出された。その中で、住環境の水回りに生えるScolecobasidiumは、耐アルカリ性、石けん利用性とともに、より高濃度の界面活性剤を利用でき、より高温条件下で生育できる特性を持つことが分かった。
微生物生態学