研究課題
基盤研究(C)
本研究課題では、1) 健常成人の口腔内(舌表面)を高・低濃度の四基本味溶液で味刺激したところ、高濃度の酸味および苦味刺激が有意に多数で、潜時が短く、持続時間の長い眼瞬を誘発した一方、2) 実食品の摂食は、使用した市販菓子類においては眼瞬に影響を及ぼさないことを明らかにした。また、それらの研究の過程で、より時間的解像度に優れた刺激-記録系の必要性が示唆されたため、3) 水圧センサを用いた高時間解像度で非拘束的な味溶液刺激システムの開発に成功した。
味覚生理