研究課題
本課題研究期間の2年目にあたる平成25年度には、平成23年度から取り組んでいる歯周病患者の食事摂取の現状について、特に更年期世代に注目し解析を進めた。さらに研究成果の公表として、平成24年度に取り組んで成果を見出した横断研究である女性歯周病患者82人(18から69歳)を対象とした4mmプロービングデプスの割合(4PD%)と栄養素摂取量との関係の研究の成果をInternational Congress of Nutrition 2013( Granada, Spain)にて報告した。食システムの構築のためのシステム開発についても成果を公表した。食システム構築の研究成果の一部は、The 26th International Conference on Industrial (Amsterdam , Jun 17-21, 2013)で報告した。平成25年度後半には、本課題の研究成果を基礎としたポピュレーションアプローチのために、更年期世代だけでなく、女性のライフステージに着目した食環境と食行動の文献調査ならびに観察研究に取り組んだ。本課題研究の最終年度である平成26年度には、平成25年度で実施した肥満、高血圧、糖尿病の更年期女性の食環境と食行動調査の解析を進めるとともに、これまでの研究成果の一部を国際学会で公表する。
2: おおむね順調に進展している
平成24年度に主に取り組む予定であった更年期障害患者への調査を進める事ができた。さらに歯周病という生活習慣病患者の調査については、計画より進行が早い。国際学会で公表した研究結果は、国内の関連学会で高い評価を得ており、招待講演が複数決まっている。
平成26年度には、平成24・25年度に調査した内容のうち明らかになった項目について、国内外に積極的に公表する。また研究成果を国民に還元するために、地域住民を対象とした健康教室等を開催する。さらに今後にむけて更年期世代のポピュレーションアプローチの具体的構築に向けた調査を実施する予定である。
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すべて 雑誌論文 (13件) (うち査読あり 8件) 学会発表 (17件) (うち招待講演 3件) 図書 (2件)
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