音声の生成機構に関する仕組み等を直感的に分かりやすく理解するため、「より人間らしい」音声に対応した声道模型を中心とする教材、教育プログラムの開発等を行った。特に、より多様な音声を表現できるように従来からの教材群の拡大を図り、成人男性のみならず成人女性や子どもも対象とし、さらに日本語の母音から子音にまで広げた。その結果、大学の講義、科学教室や博物館・科学館展示に至るまで、より広く活用されると同時に、今まで以上の有効性を実証的できた。成果の一部はAcoustic-Phonetics Demonstrationsとしてインターネット上で公開すると共に、一部の動画はYouTubeにおいても公開した。
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