本研究の目的は、児童・生徒が授業内あるいは授業外でも、発展的な知識を系統的に得られるツールを開発し、より理科に関心を深める環境を提供することである。これらの教材は、多様な動画(実際に放映された科学番組、経験をもつ研究者によって制作した動画作品等)を活用することが効果的である。 本研究により、教育のためのコンテンツ制作のスキル、制作後のコンテンツの調整など必要なスキルを習得し、教育のための動画のシナリオ作成などを、効率的に行う手法を開発できた。 また、これらのツールの活用場面は学校教育のみにとどまらず、博物館や地域の科学館・資料館でも効果的に活用できることがわかった。
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