研究課題/領域番号 |
24501066
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研究機関 | 金沢工業大学 |
研究代表者 |
濱辺 謙二 金沢工業大学, 基礎教育部, 教授 (10440489)
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研究分担者 |
南出 章幸 金沢工業高等専門学校, 電気電子工学科, 教授 (20259849)
中村 純生 金沢工業大学, 情報フロンティア学部, 准教授 (20367444)
竹俣 一也 金沢工業高等専門学校, グローバル情報工学科, 教授 (50167491)
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キーワード | 科学講座 |
研究概要 |
本研究の目的は若者の対話する能力を育成し、その対話から得た知識を活用して工学的な観点から問題を解決する能力を育むことである。そのため以下の活動を実施する。1)対話を重視した科学講座を実施する。また、対話を促進する教材キットを開発する。2) 前述の講座を通して遠隔操作技術を活用した対話型教育プログラムの利用可能性を調査する。この2つの活動を通して児童生徒の対話力を向上させる工学系教育プログラムを開発していく。25年度は下記内容の研究を実施する。 1)24年度の科学講座を改善し、児童生徒を対象としたプロジェクトにおける工学系モノつくり教材キットを開発した。引き続き再生可能エネルギーの必要性をテーマに訪問授業を実施した。昨年同様小学校3年生を対象に教材キットの有効性を検証した。グループの人数および工作時間については昨年同様の設定で良好であった。改良した模型キットの動きが円滑であり、児童の興味をより引きつけることができた。 2)24年度に引き続き、シンガポール日本人会と連携して科学講座を実施した。Legoマインドストームを用いたライントレーサー制作講座である。ここでは親子で科学について対話する場にLegoマインドストームが活用可能かを調査しながら講座を運営した。 3)さらにクアラルンプール日本人会と連携し、上記同様の講座を運営した。 4)遠隔操作型教材の教育実践が今年度も実践協力校(Brisbane School of Distance Education)にて実施された。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
開発した教材キットを用いて再生可能エネルギーの必要性をテーマにした訪問授業を実施できた。また、海外における科学講座もシンガポールに加え、クアラルンプールでも実施できた。協力校においても遠隔操作型教材を使った授業が実践できている。以上から研究は順調である。
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今後の研究の推進方策 |
引き続き訪問授業において生徒児童の興味を引きつけることができる教材キットの開発およびそれを活用した授業を実施する。また、海外における科学講座も実施する。
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次年度の研究費の使用計画 |
今年度において携帯可能な記録媒体の購入を予定していたが、より容量が大きい新製品が次年度において発表させる。携帯可能な記録媒体は科学講座の実施状況の記録を保存したりするために重要であり、より多くの記録をひとつの記録媒体に保存したいと考え、予算を残してある。 次年度における支払請求分に今年度使用額の残りを加え、予定どおり携帯可能な記録媒体を購入する。
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